SEOの内部施策はサイト全体の最適化が重要

先日、前職の同僚から「相談がある」と言われて、飲みに行ってきました。

その同僚は、退職後に独立して、制作系や企画系の仕事をしているそうです。その中で、クライアントとレベニューシェアする新規媒体作りを計画しているらしく、そのサイトのSEOの相談でした。

その時に話していて感じたことを書こうかと。

キーワード出現率か……

「キーワードを含めてリンクすると良いんですよね?」「キーワード出現率や近接度って、どのぐらいに調整したら良いんですかね?」

前職の同僚から聞かれた質問です。ちなみに、WEB制作の業界経験10年以上もある現在の同僚にも同じようなことを聞かれました。

出現率や近接度も、検索エンジンからの評価の一部に含まれているかもしれません。ただ、重要度は低いですよね。実際に意識しなくても、上位表示できていますし。

まぁ、検索エンジンのアルゴリズムがブラックボックスとはいえ、この手の質問を受けるとは思いませんでした。多少なりともかじっていると自身で思っている人の知識が古いのが、SEOの特徴かもなという気がします。私も含め。

そう考えると、エンドクライアントがホワイトハットかブラックハットか、なんて考えるのはもっと先になりそうですね。

内部施策はページ単位からサイト全体へ

ページ単位の最適化も必要なのかもしれませんが、ウェイトとして、ページ単位よりもサイト全体の最適化が重要になっています。

重複コンテンツを防ぐとか、ファインダビリティ・インデクサビリティを考慮したサイト設計とか。こういったことを考えてサイトの設計をおこなうのが、現在のSEOにおける内部施策なのかなと思います。

参考:クローラビリティとインデクサビリティの確保

公開しただけではインデックスされないケースも多いですし、重複コンテンツが多いと順位が下がったり、想定外のページが引っかかったりします。

キーワード出現率だとか共起語とかを完ぺきだと思うほど、ページ単体をチューニングしたとしても、サイト全体でみて重複コンテンツが多かったり、そもそもインデックスされないと意味はありませんから。

SEOを考えないサイト設計の視点も必要かも

どうやってサイト全体の最適化をおこなうの? というと、SEOを考えない視点が必要になります。

IA(Information Architecture)ですかね。SEOとは関係なく、シンプルにユーザーが欲している情報、使いやすいサイト作りを考えるということだと思います。

訪問ユーザーを想定して、どういったコンテンツが必要だとか。回遊しやすいために、コンテンツをどういったグループ(カテゴリー)分けにするのかとか。ユーザーが探している(と思われる)コンテンツを見つけることができるように、どの位置、どのページに内部リンクを設置したら良いかとか。

もちろん、その後にSEOを考えた調整をする必要はあります。しかし、設計段階からきちんとユーザーのことを考えてサイトを作れば、内部施策はほぼクリアできるはず。

あれ? なんか抽象的で、ヌメッとした締め方に……。

公開:2013/06/10 | 更新:2013/12/16